「しもつかれ」鮭と酒粕でつくる郷土料理です。
2015年 10月 30日
昨夜はご来店誠にありがとうございました!
本日は空席がございます。
そして
祝前日11月2日(月)も営業させていただきます。
4日(水)を休業させていただきます。
皆様のご予約、ご来店をお待ちしております。
。。。
先生にご教授いただいた郷土食です。
鮭の頭と酒粕でつくる「しもつかれ」。
魚ですが栃木で昇華した味わい深い料理です。
鮭の頭を一日かけて柔らかく煮込み、
旬を迎える大根や人参の根菜類を荒くおろし
香ばしく大豆を煎り付けて、酒粕と一緒に
さらに煮込みます。
見栄えは全く無いのですが
じわじわきますよ。
アラと粕を
臭みが消えるおろし野菜と一緒に煮込みますので
旨味の塊と化します。
貴重な魚を用いて
収穫を願い、神様に祀る料理でもあったそうです。
宮城では沿岸部の「あざら」が輝きますが
東北の内地でも点在している
いわゆる魚のアラや野菜の古漬けを
酒粕や味噌で炊き上げた粕料理と共通の料理です。
東北と違うのは
古漬けなどの乳酸菌の力をかりて発酵させて
日持ちを考える料理では無いところ。
しみじみ美味いんです。
興味がある方は少ないかもしれませんが(笑)
共通する「始末」を考えた料理は
右脳に直撃しますよ。
ぜひどうぞ。
それでは
本日もご予約、ご来店を心からお待ちしております。
大町よいとこ一度はおいで♪