貝の紅葉漬け

いつもありがとうございます。店主のニコです。





秋鮭の声が聞こえてきました。
しもつかれ、紅葉漬けなど大好きな郷土食を仕込む季節がやってきます。
昨年は不漁でうまく紹介できなかった分、今季は祈るような気持ちです。


3年前に仕込んだ紅葉漬けが
身や腹子の物体も無くなり、味わい深いソースと化しました。
麹と酒粕、お味噌の床に生の鮭の身と卵を丸ごと樽詰めした発酵食なのですが
震えるほど美味しいのです。
宮城〜福島の鮭の遡上する地域の郷土食なのですが
消えてしまいそうな料理のひとつです。


バイ貝や磯ツブ、サザエを預かりました。
紅葉漬けの床に寝かせてみました。

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貝のエキスと紅葉漬けのコクが交わると
とんでもない深い味わいが生まれていました!

郷土食を調べていくうちに想像力がつきました。
きっと先代の方々もこんな食べ方していたと思うのです。


鮮魚を漬けて焼いたりもしかなと想像できます。
文献や聞き取りでも出てはきませんが
物事を点ではなく、線で調べていくうちに想像だけはできるようになりました。




天災が全国で続き、嫌な汗が止まりません。
被害が最小限となることを祈っています。
逆の立場だと、こんな気持ち、もどかしさになるんだなと改めて思っています。

電気、ガスが止まっても、冷蔵庫やコンビニが無くても、お金の意味が無くなっても
生きていける術は常に蓄えておきたいです。

そんな料理をつくっていきたいし、紹介したいです。

大町良いとこ一度はおいで♪




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by nico19740128 | 2018-09-06 10:03 | ニコルの献立