鮭のアラで作る郷土料理

いつもありがとうございます。店主のニコです。

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秋になると必ず作る料理のひとつです。

似ているのは関東圏で新巻き鮭で作る「しもつかれ」
教えていただいた料理は
似ているようで似ていないのかな?
根元が違くて、話すると長いのでまたいつかですが
宮城では名前がなく「鮭のアラば粕達で煮だやづ」です。
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「あら汁」とは違い、汁物ではありません。


丸一日かけて鮭のアラを大鍋で煮込みます。
骨まで柔らかくなった頃に、
漬け物を作る際に樽底に敷くせいさい菜。
シーズン超えて乳酸発酵仕切ったそれと、
昨年分余った大豆。大根を粗擦りして
さらに煮込みます。

馴染んだ頃に酒粕を投入し、醤油や味噌で整えます。


一日休ませて味が馴染んだら完成!
保存食ではありませんから、お早めにザクザク食べましょう。




気仙沼の「あざら」と同じカテゴリーに入ると思いますが
こっちの方が慈悲深いかもしれません。

鮭の獲れる沿岸部ではなく、内陸部で伝わっています。
漁師町ではそこまで手間をかけず、アラ汁として食することを好んだのでしょう。
内陸部では貴重な海の幸を大切に食べたいとの気持ちがあったのかもしれませんね。




教えていただいた方も今では作らないそう。
理にかなっている食べ物ですから
私はこれからも作り続けて紹介したいなと思っています。

見た目以上にハンパない旨味の料理です。
是非どうぞ!


大町良いとこ一度はおいで♩









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by nico19740128 | 2018-09-27 22:14 | ニコルの献立